あらすじ
ユウの父親は家に寄りつかなくなり、ユウ母親と二人暮らしを続けていました。
父親は何者で何故いなくなったのか?今どうしているのか?が明かされます。
そのきっかけとなったのは父の入院、そして死でした。
そして、父の死によってユウの生活は大きく変化します。簡単に言えば生活費を稼ぐために、睡眠時間を削ってバイトを掛け持ちしているのです。
かと言って、奨学金を受けているため学業もおろそかにすることは出来ません。
所が、通帳は全て母親が管理し、ユウは自分がいくら稼いでいるのかを知らない有様。
事の異常さを友人に指摘され、やっと疑問を感じ始めたユウが帰宅すると、ある事件が起きます。
感想
多くの毒親と同じく、この母親もユウに自由を与えず常に自分の支配下に置こうとします。
大学生になってもバイトは禁止でしたが、父親の死によって生活費に困るようになると一転、ユウにバイトをさせます。
しかし、通帳を管理してユウには1円も渡さず、収入額についても一切明かさない徹底ぶりに母親の本性が良く出ています。