あらすじ
あがさは長年にわたるゴミ屋敷の生活で、食べ物に関するトラウマがあり、生ものを食べることが出来ませんでした。
それどころか、冷蔵庫に保存すると言うことも出来ず、基本食品は当日食べきり。残った物は捨てる。
そしてある日、あがさは長年心に引っかかっていたハンバーグを作って弟に味見して貰います。
感想
この漫画では食べ物についてのエピソードがよく出てきます。それだけ食べ物での苦労が多かったのでしょう。
何しろ家の中はゴキブリが這い回るゴミの山で、母親は衛生観念ゼロ。子供の頃から「家の食べ物は危険、他人の家の食べ物は安全」と学習するような状態。
家を出て一人暮らしを始めても、暫くは冷蔵庫で食品の保存も出来ず、果物も食べられない状態で、自身のトラウマの深刻さを実感したほどです。
ゴミ屋敷と毒親についてのエピソードは第1章の14話まで。第2章からはゴミ屋敷育ちが身に付けた、片付けのノウハウについて語られています。