あらすじ
あがさが小学生時代、家はバブルで経済的に余裕があったため、母親に様々な習い事をさせられたり、中学受験のために塾通いをさせられていました。
しかし、育ち盛りにゴミ屋敷でまともな食事も与えられていなかったあがさは、栄養失調で体も小さく、アレルギー体質。本人曰く「いつも疲れていて、どれも中途半端」。
そして、母親があがさにあれこれ習い事をさせ、中学受験をさせていた頃、弟は完全に放置状態。母親は弟の方には全く無関心だったようです。
感想
母親の毒親ぶりを物語るエピソードが多数語られます。どれもこれも毒親にふさわしい物ですが、中でも姉弟が推す「母親の迷言ナンバーワン」は、我が目(耳)を疑うレベルです。
これは毒親に共通の特徴ですが、子供の幸せとか一切考えてない。頭の中は、自分のことだけです。そして、人の不幸が大好物。この”人”には家族も含まれます。
こんな親を持ったら、子供はたまったもんじゃありません。