あらすじ
親の荷物の生前整理を強行したあがさ。
と言ってもゴミ屋敷の方では無く、別居中の父親の家。あがさは弟と共に別居した父親の家で生活していたのですが、母親と父親の持ち物である大きな家具が場所を取っていました。
しかし、母親の家具は勿論、父親の家具も思い出の品で、説得するのに使ったのは「親の家を片づける本」。
そこで使った本直伝のテクニクックがいくつか紹介されていましたが、母親には一切通用しません。
それどころか、新しく物置を作りたいと言い出す始末。果たして・・・
感想
父親の方は説得が通用するし、最初は渋っていても捨てた結果広くなった部屋を見て喜んでいます。しかし、問題は母親。
作中物置の中に眠っていた、母親が「大切な物」と呼んでいた品々が紹介されますが、それが全てどこから見ても完全なゴミ(壊れた家電とか)。
こんなゴミを「大切な物」と呼び、捨てようとすればキレるのですから、これはやっぱり精神疾患の一種なんでしょうね。