あらすじ
中学生になった椿は、再び虐めの標的になります。が、自ら大事にして逆襲に成功しました。
しかし、肝心なところで自分を守ってくれない両親へのストレスから体調を崩し、不眠になってしまいます。
ここでも両親は椿の身体を一切心配せず、あろう事か酒を飲んで寝るように言うと、中学生の娘に酒を渡すのでした。
やがてスクールカウンセラーが異変に気づいて椿に声をかけ、椿はこれまでのことを全て話します。
カウンセラーは椿の両親と話をしますが、両親は全く聞く耳を持ちません。それどころか、カウンセラーの勧めで始めた小児心療内科の通院もやめさせてしまいます。
更に父親からの暴言が酷くなって摂食障害を起こし、そこから生理不順となってピルを飲むようになります。
感想
両親の毒親ぶりは益々エスカレートします。
椿が不眠症で睡眠薬の処方を受けたときも、小児心療内科に通院して薬を処方されたときも、娘の健康については一切心配せず、気にするのは世間体だけ。
椿から薬を取り上げ、通院もやめさせてしまう様は正に鬼畜の所行です。
そのくせ、跡取りとしての期待だけは膨らませていく虫の良さ。