物心ついた頃から両親に虐待を受けていた作者の尾添椿さんが、両親の異常性を確信して家を離れ、分籍や戸籍の閲覧制限など可能な限りの手段を使って両親との関わりを絶ち、自立した自らの体験を描く。毒親から逃げるための具体的な方法についての解説が参考になります。

生きるために毒親から逃げました第5章※ネタバレあり
あらすじ
これ以上この家にいることは出来ない。
ついに家を出る決意をした椿は、通院していたメンタルクリニックの心理士に相談、置き手紙を残して家を出ます。
バイト先で知り合った友人宅に身を寄せた椿に、当然の如く両親から繰り...

生きるために毒親から逃げました第4章※ネタバレあり
あらすじ
高校生になった椿はリンゴアレルギーを発症します。
しかし両親は全く無関心で、母親は平気でリンゴの入った料理を出し、アレルギー症状で苦しむ椿に信じがたい言葉を投げかけます。
更に椿は先天性の病気が発覚、数ヶ月の入...

生きるために毒親から逃げました第3章※ネタバレあり
あらすじ
中学生になった椿は、再び虐めの標的になります。が、自ら大事にして逆襲に成功しました。
しかし、肝心なところで自分を守ってくれない両親へのストレスから体調を崩し、不眠になってしまいます。
ここでも両親は椿の身体を...

生きるために毒親から逃げました第2章※ネタバレあり
あらすじ
椿さんが小学校に入学すると父親の暴言は酷くなり、また友達のことで相談してもまともに取り合ってももらえず、ストレスから抜毛症(自分で自分の毛を抜いてしまう、精神障害の一種とされる)になってしまいます。
更に引っ越しをし...

生きるために毒親から逃げました第1章※ネタバレあり
あらすじ
椿さんの幼稚園時代までのエピソード。
「言うことを聞かないなら置いていく」と言って、子供を置いて歩き出し、後ろで子供が大泣きしている光景を見ることがあります。
椿さんの両親はこれを頻繁に繰り返していました。その...