水没したF2戦闘機、修復完了第1号機が納入式

 東日本大震災による津波で水没した航空自衛隊松島基地(宮城県東松島市)のF2戦闘機の修復が終わり、21日に愛知県豊山町の三菱重工業小牧南工場で、第1号機の納入式がありました。

 納入された機体は、パイロットの教育訓練用として空自三沢基地(青森県三沢市)に一時配備後、今年度中に松島基地に帰還する予定です。

 2011年3月11日、東日本大震災によって発生した津波で松島基地所属で操縦士訓練に使用されていた18機のF2が水没。F2は既に生産が終了、ラインが閉じているため、防衛省は2011年第1次補正予算案に分解検査費350億を要求し、水没した18機のうち被害が比較的軽い13機の修理を決定。部品を再利用するなどして1機当たりの費用を約73億円に抑え、2017年度までにすべての修復を終えるという事です。

 F2は1機120億円と言われますが、その修理費用が73億円。しかし、一度閉じた生産ラインを復活させるにはそれ以上のコストがかかるため、この値段でも修理せざるを得ません。

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