「無花粉スギ」初の植林

 花粉を出さない「無花粉スギ」を、種子から大量生産する技術を全国で初めて確立した富山県で10日、苗の植林が始まりました。本格的に植林を始めたのは全国初です。

 花粉症の人間にとっては正に夢のスギです。この無花粉スギ、1992年に国内で初めて富山市内の神社で原木が見つかり、同研究所が研究を開始。原木をもとに品種改良を重ねて、2009年から苗の大量生産を進めていたものです。
 2016年以降は県外への出荷も予定しているそうで、この無花粉スギが広まれば、花粉症に苦しむ人が大幅に減るかも知れません。

 花粉症はI型アレルギーに分類される疾患の一つで、植物の花粉が、鼻や目などの粘膜に接触することによって引き起こされます。日本においては北海道の大半を除いてスギ花粉が抗原となる場合が多いとされ、2500万人が患っていると考えられています。主な原因は戦後に農林水産省が推奨してきた大規模スギ植林政策で、これによって花粉の量が300倍になったとも言われています。

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